こんばんは。オーガニックファーム旅@東京都/品川@竹田たかひろです。
(株)マルタについては前回のブログで説明しましたが、今日は昨日に引き続き2日目の生産者大会です!
未来の農業
今日のプログラムは下記の通りでした。
- 持続可能な農業がもたらす新たなビジネスチャンス~エネルギー消費型農業からエネルギー創造・利用型農業へ~((株)NTTデータ経営研究所)
- 農業におけるAI、IoT、ロボット技術の活用(東京大学大学院特任教授)
- 国内先進農業地視察報告((株)マルタ)
内容が濃い!これから農業がどうなっていくのか、ヒントがたくさんあり色々と考えさせられました。
農業×エネルギー
農業しながらエネルギーもつくってしまえ!というもの。
既に取り組まれているもので言うと、耕作地に太陽光パネルを設置し農業を行いながら太陽光発電を行うソーラーシェアリング。
これからもしかしたら増えるかもと思ったのは、太陽光パネルを使ったハウス。製作・設置コストが下がり投資回収年数が短くなれば普及するかも?
バイオガスプラントは、埼玉県小川町でも市民の出資などで建設されているものを見ました。
給食の残菜・食べ残しなどを発酵させ、バイオガスと液肥に変えています。液肥は有機農家によって肥料として利用されています。
このような取り組みが各地で広まると良いですね^^
農業×AI・IoT・ロボット
これはずっと注目されている分野ですが、なかなか実用化されていないですよね。
教授が”農業分野はマーケットが小さいので“できる”と言われていることが実現されていない。”と言っておりましたが、正にその通りだと思いました。
市場が小さいので、そもそもお金を掛けてまで研究しようとする人(企業)がいない。
そこそこのお金を掛けて製品化しても、販売量が少ないので一つ一つの製品に乗せられる研究費などの投資コストが大きくなり、結果販売価格が高くて売れない。
そもそも購入する農家が儲かっておらず、購入できない。
などが考えられるのかなと。
また、農業では数値化や機械化することが難しい感覚を使うことが多いこと、気候などの条件が毎年違う・様々な要因が関わっているのでデータが集めにくいことなども開発を難しくしているのではないでしょうか。
今後可能性があるなと思ったのはドローン。
”量産できれば価格は下がる”ので、これからどんどん価格は下がってくるのでは?
例えばドローンが1台1万円だとすると、1,000台買っても1,000万円。大型の農業機械1台分。まだまだ使用用途は限られているドローンですが、1,000台でできることはこれから増えてきそうですよね。
その他にも色々と将来性のありそうなものがありました!
これから農業はますます面白くなってくるかもですね(^ω^)