こんばんは。オーガニックファーム旅@埼玉県/小川町@竹田たかひろです。
全くの新しい養蜂の世界へ
養蜂は自分にとって全くもって新しい世界でした。
今まで養蜂について話を聞いたこともなければ
ミツバチをまともに見たこともありませんでした。
ミツバチという生命体はとても面白いです。
ミツバチは、集団で生活をしています。
その集団ごとに1群、2群と数えていくのですが、
群によっては約5万匹の蜜蜂がいるとも言われています。
すごい数ですよね。
ミツバチは個々がそれぞれに生活しているのではなく
群の中で個々がそれぞれ役割を持ち、群全体の為に生きることから
その群を”1つの生き物”として捉える見方もあります。
役割は様々で、
女王蜂はひたすら卵を産む役割を持ち、1日に1000~2000個の卵を産むとも言われています。
雄は女王蜂と交尾する為だけに存在し、その役割を果たすと用済みということで巣から追い出されてしまいます。
働き蜂の役割は年齢に応じて様々で、巣内を掃除する役割、幼虫のお世話をする役割、花の蜜を集めてくる役割など色々です。
”蜂がいかに住みやすい環境を作るか”というのが養蜂を行う上で重要になるのですが、
本当に奥が深くて面白いです(まだまだ全然分かっていないですが・・)。
そして、蜂は怖いというイメージを持っていましたが、ミツバチは可愛いんです(*´ω`*)
もちろん厳しさもあります。
蜜が詰まった箱を運んだりすることも多く、意外ですが体力が結構必要になります。
朝方作業する方が業務の都合上良いこともあり、朝2時前に養蜂場に集合することもありました。
僕も早起きの方ですがさすがに早い・・(笑)
夏は猛暑であっても作業をする必要があるので、気温が40℃くらいあっても作業を行うことがあります。
蜂に刺されないように長袖長ズボンをで作業しているので、さらにきついです。
熱中症に気を付けないと、本当に倒れてしまいそうになります。
どれだけ気を付けていても、蜂には刺されます。僕も何回も刺されました。
刺され慣れている人でも、やっぱり痛いようです。笑
作業はきつかったですが、養蜂はとても面白く
養蜂をしていきたいという気持ちが強くなっていきました。
1カ月程研修させて頂き、養蜂家さんと今後について深くお話をさせて頂きました。
僕は、農業の給付金をもらいながら1,2年程研修させてもらい、それから自分でやっていきたいと思っていました。
しかし、僕が養蜂家さんから受けたのは
『養蜂で独立して一人で生きていく技術力を付けるには実際には4,5年くらいは掛かるので
それまでは二束のわらじでやった方が良い』
というアドバイスでした。
そこから、今後についての考えが変わっていきます。
続く