こんばんは。オーガニックファーム旅@愛媛県/松山市/北条/無茶茶園@竹田たかひろです。
今日の作業:ニンジンの収穫、ソラマメの摘心作業、ニンニクの畑の雑草抜き
無茶茶園で働くフィリピン人実習生
無茶茶園では、2002年からフィリピン人の農業研修生の受け入れを行っています。
外国人の研修生を雇用している農家さんは日本各地にいます。
外国人研修制度については賛否両論あるかと思いますが日本の農業においては必要不可欠なものになってきているようです。
安い労働力としてというより、実際よく働いてくれるようです。
一緒に作業しましたが、確かに作業が速い!
聞くと、フィリピンでは9歳くらいから農業の手伝いを始めてずっと農業をしている人が多くいるとのこと。
そら速いです(;^ω^)プロレベルです。
フィリピン人研修生から言われた衝撃的な言葉
フィリピン人研修生と少し仲良くなり話をしていると、衝撃的な言葉を放たれました。
“日本人は働き過ぎだよ!人生もったいないよ!”という言葉。
”毎日朝から夜まで仕事。休みの日は仕事で疲れて休養。それを繰り返しているだけだよ!”
”フィリピンではやらないといけないことはやって、早く終わったら遊びに行くよ!”
”日本人はこんな生き方してたら女の子とも遊べないよ!気が付いたらもうおっさんだよ!結婚もできないよ!”
”遊ぶ時間もないまますぐにおじいさんになるよ!何の為の人生?楽しくないよ!人生無駄だよ!”
といったことをすごい熱を持って言われました。
”日本人は働き過ぎ”とよく言われますがやっぱりそうだよね、と改めて実感し、考えさせられました(´-ω-`)
国際交流の大切さ
世間では”働き方改革”について議論されていますが、『好きで働いてるならいいやん、仕事ってそういうもんやん』という意見と『やっぱり働き過ぎやろ、労働時間減らそうや』っていう意見があると思います。
それぞれ意見があって良いと思います。
大事なのは、”色んな考え方・生き方があることを知ること。そして自分なりの考えを持ち、自分で好きな生き方を選択すること”だと思います。
日本は島国であり、移民の受け入れにも消極的なので外国人との交流が他の国と比べても非常に少ないと思います。
また、英語に対する苦手意識も強く海外の情報に積極的にアクセスすることも少ないです。
基本的に日本人同士でしか交流せず視野も広がらないので、日本人の考え方や生き方って多様性に富んでいるとは決して思えません。(他にも要因はあると思いますが。)
大学時代にオーストラリアとカナダに計2年間留学したのですが、これらの国は移民国家なので本当に色んな人がいて、それぞれが色んな考え方を持ち、色んな生き方をしていました。
”日本の”常識では考えられないようなことをする人・考えを持っている人がそこら中にいました。笑
彼らは、もちろん元々の出身国や文化がお互いに違うというのもありますが、お互いに交流する中でどんどん視野が広がり、色んな考え方をするようになっていったのだと思います。
また、皆がそれぞれ違うので、”違うの当たり前”という感覚をもっているのだと思います。
2年間という短い期間ではありましたが、色んな考えを持ち色んな生き方をしている人がいるということを知りました。
人と違う生き方をしてもいいんだということを知りました。
だから、人が普通しないような脱サラオーガニックファーム旅なんてできているのかもしれません(*´ω`*)笑
もっと国際交流する機会が増え、多様な考え方・生き方を知り、視野を広げることができたらそれぞれが自分にとって幸せな生き方を選択できるようになるのではないかなあと思いました。
僕ももっと色んな人と出会い、視野を広げたいので国際交流の機会を作っていきたいと思います(^ω^)