お金をかけずに旅ができる!?WWOOF(ウーフ)という仕組み

WWOOF

皆さん、WWOOF(ウーフ)というものを聞いたことあるでしょうか?そう、小さい頃誰しもが一度は読んだであろう、くまの子ウーフです。

くまの子ウーフ

冗談です。そっちのウーフではありません。笑

 

WWOOF(World Wide Opportunities On Organic Farms)=世界に広がる有機農場での機会

WWOOFホスト

WWOOFとはWorld Wide Opportunities On Organic Farmsの略で、直訳すると”世界に広がる有機農場での機会”です。

実際にどのようなものかと言うと、旅人と有機農家をつなぐ仕組みです。旅人は農家の農作業などを手伝い、農家は旅人の宿泊場所と食事を提供する。

旅人は有機農業や農的暮らし、オーガニック的な生き方を学ぶことができる。農家は、農作業などを手伝ってもらえる。この仕組みの特徴は、『お金のやり取りがない』ところです。

受け入れ側に寄りますが、一日の作業時間は6時間程で、一週間の滞在で1日がお休み。2,3日の短期の滞在から1か月以上と長期で滞在可能なところがあります。

 

世界約60か国に広がる仕組み

WWOOFの仕組みは1971年にロンドンで生まれ、現在世界約60か国に広がっています。世界では旅好きの人を中心に割とよく知られているのですが、日本ではまだあまりよく知られていないようです。

日本では1994年に始まり、ウェブサイトは2002年に開始。2016年5月現在、全国で約450の農家の登録があるようです。旅人の登録者(ウーファーという)は2002年~15年までで累計3万人を超し、15年の新規登録者は約4200人とのこと。

14年度のウーファー登録者の77%が外国人で、アメリカ、台湾、フランス、香港、タイ、ドイツ、イギリス、シンガポール、オーストラリア、カナダと国籍は様々。

 

”お金をかけずに旅したい旅人タイプ”と”本気で有機農業を学びたい旅人タイプ”

ウーファーには、”お金をかけずに旅したいタイプ”と”本気で有機農業を学びたいタイプ”の2パターンいると思います。

就職前に、僕はニュージーランドでWWOOFしたことがありますが、その時僕は前者のタイプでした。お金をかけずに旅し、現地の人の暮らしを体験しながら現地の人と交流したくて数軒の農家さんのところでWWOOFしました。

ニュージーランドならではの大規模羊農家での滞在は、規模の大きさや羊の多さに圧倒されました。大自然の中での暮らしを経験でき、とても楽しかったです。

もう4年近く前のことになりますが、写真を見返すと顔が全然変わってない(@_@)成長していない、、のではなくまだまだ若いエネルギーに満ち溢れているのだとポジティブに捉えよう。笑

ニュージーランドの滞在先農家の羊
ニュージーランドの滞在先農家
宿泊施設も運営する農家

あれから4年近く経ちますが、これから1年間は後者の『本気で有機農業を学びたい旅人タイプ』として日本全国をWWOOFしながら回ろうと思います。

お金がかかるのは交通費くらいで、ほとんどお金をかけずに日本全国を回りながら自分の学びたい農業や暮らしを学べるなんて、こんな良い仕組みはありません。

現地の人と交流しながらお金をかけずに色々なところを旅したい!という人にもおススメです。ウーファー登録費は初年度年間5,500円。

WWOOFジャパン:https://www.wwoofjapan.com/main/index.php?lang=jp

WWOOFについてもっと知りたい人は、こちらの本がおススメ。

旅とオーガニックと幸せと:http://organicfarmtabi.com/oa2h

旅とオーガニックと幸せと

完全にWWOOFの回し者みたいになってますが、違いますよ。笑

 

【予告】

明日から、大阪枚方の農家さんのところでWWOOFです!楽しみです^^

WWOOF